泌尿器科
当院では、女性のプライバシーを重視し、配慮した診察を心がけております。
患者さまの本来の生活ができるように、サポートさせていただきます。
気になる症状がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

診療項目
尿失禁
30歳以降の女性の4人に1人が尿失禁の症状を持つと言われていますが、なかなか恥ずかしくて相談できないのが現状のようです。健やかに楽しい生活を送るために、ぜひご相談ください。
今は色々な方法があり「尿失禁は治る」と言われています。
尿失禁(尿漏れ)にもいろいろなタイプがあり、タイプによって治療方法も違います。
女性の尿失禁において主なものは以下のとおりです。
- 腹圧性尿失禁
- 咳やくしゃみなど、お腹に力が入ったときにもれてしまうタイプの尿失禁です。
- 切迫性尿失禁
- 急に尿がしたくなり、トイレに間に合わずにもれてしまうタイプの尿失禁です。
- 混合性尿失禁
- 腹圧性と切迫性の両方の症状がある場合を言います。
- 過活動膀胱
- 急に尿がしたくなったり、間に合わなかったりし、通常は頻尿と夜間頻尿を伴う状態です。
子宮脱、骨盤臓器脱
骨盤の中には膀胱、子宮、直腸などの臓器が存在しています。
これらの臓器は骨盤内に筋肉や靭帯にて固定されていますが女性のライフサイクルにおいて妊娠、出産、慢性の便秘症など様々なことが原因で固定している靭帯などが損傷を受け緩んできます。子宮が落ちてくると周囲の臓器(膀胱、直腸も)が引っ張られて落ちてきます。そのため排尿障害や排便障害も起こってくるのです。
また、飛び出した子宮の違和感やこすれるために出血を繰り返し日常生活を著しく損ないます。手術以外にも治療方法がありますのでご相談ください。
膀胱炎、腎盂腎炎、血尿
膀胱炎や腎盂腎炎は尿の出口より侵入した菌が原因で起こります。
女性の場合は尿道などの構造上、膀胱炎などを起こしやすいといわれています。
症状としては頻尿、残尿感、血尿、下腹部痛などとても不快な症状が持続するとともに炎症がひどく腎盂腎炎などを引き起こすと発熱なども起こります。
その他
その他、様々な症状に対応します。気になる症状がありましたらお気軽にご相談ください。
- 健康診断で血尿を指摘された
- 慢性骨盤痛症候群(明らかな原因がないのに下腹部に痛みがある)
- 性感染症 など
主な検査
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step 1尿検査
血尿、炎症、の有無などをチェックします。
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step 2台上診
腹圧がかかった時の尿漏れの有無、程度、尿道の支持の状態、骨盤臓器脱の有無などをチェックします。
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step 3残尿測定
排尿障害による残尿の有無をチェックします。専用機器を下腹にあて残尿量を確認します。